高速道路1000円で郡上八幡・下呂温泉へ(前編)
2009年3月から始まった土曜休日の高速道路料金値下げ(以下、高速1000円と記載)。皆さん、もうどこかへ行きましたか?
私も「車で旅行する好機到来!」「早く利用したい!!」と、うずうずしていたのですが、渋滞に巻き込まれるのは嫌なので、閑散期の6月を狙って先週・6月27~28日に1泊2日で郡上八幡~下呂温泉~妻籠宿へ出かけてきました。その顛末を書いてみます。
☆出かけるまで…なぜ下呂?
6月といえば梅雨。雨に打たれながら観光して回るのもうっとうしいので、最悪雨の場合は宿にこもることを想定して温泉宿を探すことに。関西から1泊2日で行く温泉というと有名なところでは白浜や城崎、山陰の三朝、皆生、北陸の芦原・山城・山中…といったところが思い浮かびます。けれど、白浜は常に渋滞の懸念がありますし、城崎では高速1000円の恩恵が少ない。三朝、皆生は温泉以外の楽しみが思い浮かばない。3年前に芦原温泉へ行ったので北陸方面はパス。…ということで、候補地は消去法ですべて消えてしまった。
「じゃあどこにするの?」
ふと思い浮かんだのが下呂温泉。奥美濃・飛騨方面は冬のスキーでは何度も行っているけれどそれ以外はほとんどない。でも行き慣れたところなので地図がなくても大体の道はわかる。下呂温泉はスキー帰りに立ち寄ったことはあるけど泊まったことはない。と、そんないきさつで下呂温泉へ行くことにしました。とはいえ高級旅館に泊まる資金はありません。ネットで調べて1泊2食付で一人\12,000のプランを予約できたのが決定打でした。
☆名神は順調、東海北陸道は渋滞
6月27日。朝7時半に自宅を出発。心配していた雨は遠ざかり、薄日も射すほどの旅行日和。近所のベーカリーで朝食のサンドイッチをGETしてから名神高速道路へ。京都付近で流れがやや悪くなったものの渋滞もなく、順調に一宮JCTから東海北陸道へ入った。道路情報の電光掲示板に「郡上八幡 6km渋滞」の表示。こんなところで渋滞かよ!と思ったが、6kmなら大した時間ロスもないだろう。
午前11時頃、郡上八幡ICに近づくと予告どおり渋滞が始まった。この付近は対面2車線通行でもともと流れは悪いのですが、高速1000円による行楽客の集中のせいで渋滞は避けられないのでしょう。NEXCO中日本のホームページによると、現在、美濃白鳥ICまで4車線化工事の真っ最中で、この夏休み前までの完成を目指しているとのこと。これができたら渋滞のイライラはなくなりそうですね。冬のスキー帰りの大渋滞も解消しそうです。
結局、6kmの渋滞を抜けるのに30分以上かかってしまった。助手席の妻と続かないしりとりをしながらなんとかしのいだ。
☆北濃~美濃白鳥
白鳥ICで下車して最初の目的地は長良川鉄道の終点・北濃駅。
近くにあるスキー場…ダイナランド、高鷲スノーパーク、鷲ヶ岳…へは何度も来ているのに、北濃駅は素通りしてばかり。まあ、冬はそんな余裕ないよね~。今回ようやくちゃんと向き合う機会を得た。北濃から美濃白鳥まで10分ほど長良川鉄道に乗車して、私の長良川鉄道乗りつぶしは完了(詳しくは別紙に譲ります)。
☆郡上八幡で名水仕立ての鰻を食す
13時に郡上八幡に到着。ここで昼食タイム。事前リサーチで決めておいた「美濃錦(みのきん)」でうなぎを食べました。ここは郡上の名水で仕立てた鰻がいただけるということで、いやがうえにも期待が高まります。
お昼時にも関わらずすぐ席に付くことが出来ました。お腹もちょうどいい具合に空っぽになっています。ここは奮発して\2,300のうな重を注文。出てきたうな重のおいしかったこと!表面は良く焼けているものの、内側はやわらかくて舌に溶けるようです。久しぶりにおいしい鰻に出会えました。しかも量が多くて、小食の私は胃がはち切れん程になりました。うな丼で十分だったかな、と思いましたが、おいしい鰻をたらふく食べられて幸せでした。
うな重のセットでデザートにコーヒーゼリーが出てきました。おいしくはありましたが、うな重を食べた後には合わない気がしました。おいしいお茶でも出していただいたほうがうな重の余韻に浸れそうです。
味はまったく文句なしですが、ただひとつ、店員の愛想の悪さには文句を言いたくなりました。来店客が入口で案内を待っているのに見て見ぬ振り。いらっしゃいませやありがとうございましたの声すら聞かれないのは接客の基本が出来ていないといわれても仕方ないでしょう。これから行かれる方にはこの点の辛抱が必要なことをお伝えしておきます。
☆清流の街に食品サンプル!?
郡上八幡は宗祇水に代表される水の清らかな街です。街のいたるところで水が豊かに流れていて、それだけで清々しい気持ちになります。古い町並みが当たり前のように残っていて、それもまた周りの環境に調和していて落ちついた景観を醸し出しています。
コレという目玉になるような観光施設がない街ですが、たくさんの観光客が街歩きを楽しんでいました。そんな郡上八幡で人だかりの出来ている店がありました。よく飲食店の店頭に飾られている食品サンプルを製造・販売しているお店「さんぷる工房」。精巧に出来た握り寿司や天麩羅などのサンプルがキーホルダーなどに加工されて売られています。体験コーナーもあり、人気を博しているようでした。ちょっと興味を惹かれましたが、先を急ぐことにして郡上八幡を後にしました。
(前編ここまで)


























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